毒を喰らわば彼女まで

豚箱ゑる子 / 全2巻 完読目安: 1時間20分 予算目安: 約1,496円
📅 開始: 2021年3月18日 / 最終巻: 2021年11月19日
地雷系、SNS、教祖誕生。
嘘が居場所になる。
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📊 作品成分チャート
暗い明るい
物語重視キャラ重視
読みやすい難解・知的
重厚疾走感
ニッチ有名・王道

あらすじ

庭では継母と義理の双子から壮絶ないじめを受け、学校でも目立たずスクールカースト最下位。
インターネットで悪口を書くことでなんとか日々をやり過ごしていた少女・東出レラ。
そんな彼女の唯一の居場所は、自ら部長を務める“実体のない新聞部”の部室だった。
ある日、廃部の危機に直面したレラは、咄嗟についたひとつの嘘がきっかけで、 いつの間にか“架空の神”を崇める新興宗教の教祖として祭り上げられていくことに――。
闇と偶然とSNSが重なって、地雷系インキャ女子が学校の頂点に近づいていく、 おとぎ話のようで、どこか現実味のある学園ドラマ。

どのような作品?

「なんだこの魅力的な絵柄は!」 下北沢のヴィレヴァンで表紙に惹かれて、本能のままジャケ買いした…
そんな出会いがぴったりな、“病みかわいい”世界観全開の作品。
地雷系女子が学校で教祖になるという、ありえない展開のはずなのに、読んでみると妙にリアルな感情の流れがそこにある。
居場所のなさ、周囲からの無関心、誰かに求められることへの飢え――
信仰という虚構の中に、確かに“救い”を感じてしまう読後感がある。
キャラクターのクセも絵柄もとにかく強い。
でもその強さが、不思議とレラという存在を“肯定”してくれるような感覚を残す。
ダークでビター、でもどこか共感できてしまう。
そんな“毒を喰らうような快感”が詰まった、異端の学園ドラマ。
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