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ほんわか / COMIC SELECTION

#ほんわか

ほっこりよりもやや軽めで、柔らかく安心感のある空気感ややりとりが続く作品に付けるタグ。

11作品

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まずは、この一冊から。

土砂のイチオシ

気になる表紙から、読んでみよう。

ほんわかの漫画一覧

リセット

全11作品

はなまる・エントロピーの表紙

恋愛の甘さだけじゃなく、「一緒にいることの息苦しさ」や「相手の地雷がどこにあるか分からない感じ」を、可愛らしい絵柄のまま丁寧に刺してくるタイプの恋愛×日常ヒューマンドラマ。

この作品の肝は、すれ違いが悪人探しにならないところ。千穂は気にしていないことを、ナツは“自分の価値”の問題として抱えてしまっていて、その歯痒さが静かに積み重なる。好きだから求めてしまう、求める自分が嫌になる、理想の恋人像と現実のギャップに疲れてしまう。そういう「関係を続ける難しさ」が、読んでる側の胸の近くまで来る。

そして何より、1話で空気がガラッと変わるタイプ。2話以降は言うと面白さが減る系だから、ここはマジで試し読みで1話だけ触ってほしい。ときめきもあるのに、ちゃんと現実の温度も残る作品。

きみは四葉のクローバーの表紙

少年誌で連載しているとは思えないほど、いじめ描写が過酷で、毒親要素や自傷行為などの要素も含まれる暗い作品。過激な描写が苦手な人は注意が必要。
表紙の印象に反して、物語の軸はミステリー寄りで、よつはがなぜ現れたのか、宇一の周囲で何が起きていたのかを追う構造になっている。語りすぎると面白さに直結するタイプなので、内容の核心に触れない範囲でも「不穏さ」と「緊張感」が強く続く。
その重さの中で、いじめや家庭環境で凍ってしまった宇一の心が、よつはの愛情と行動によって少しずつ溶けていき、救われていく過程が大きな見どころになる。キツい描写に耐えた先で、関係性の尊さが刺さる作品。

ジェンダーレス男子に愛されています。の表紙

めぐるの一途な愛に包まれていくわこの姿が胸にじんわり沁みるラブコメ作品。
メイクやネイルに目を輝かせる彼氏に、癒される読者が続出。
ビジュが強すぎる二人のカップルの日常は、眺めてるだけで幸せになれるし、恋愛やジェンダーについて考えるきっかけにもなる。
全5巻で完結済&ドラマ化もされた人気作。日常にほっとしたい人に、ぜひ読んでほしい一冊!

ふたりバスの表紙

ふたりバス

豊林サカネ

過疎化が進む地域のバス通学を舞台にした、かなり甘酸っぱいラブコメ作品。幼稚園と小学校では近い距離にいたのに、中学から別々の学校に通うようになったことで少し離れてしまったふたりが、バスの中でまた関係を取り戻していくような物語になっている。
中学生という、子供でも大人でもない時期のなんとも言えない距離感が魅力で、恋なのか、まだ恋ではないのか、自分たちでもよく分かっていないような関係性がかなりもどかしい。大きな事件が起きるというより、限られた時間と場所の中で交わされる会話や、ふたりだけの秘密のやり取りを楽しむ作品。『からかい上手の高木さん』のような、近い距離で少しずつ関係が変わっていくラブコメが好きな人にぜひ読んでほしい。

はっぴー・どーる・でいずの表紙

SNS発、“カスタムドール”というニッチで可愛い趣味を通じてつながる女の子たちの日常を描いた百合作品。社会で疲れた心にスッと染み込むようなテンポ感で、可愛いものを「可愛い」と言える世界の尊さがじんわりと広がっていく。
ギャル風の彩巴や、自分の「好き」に素直になっていく結衣の姿は、推し活に勇気をもらった経験のある読者には特に刺さるはず。ドールも登場人物も、画面のすべてが“可愛い”で満ちていて、何も考えずに癒されたいときにぴったりな1冊。
百合的な空気感はあるものの、重たくはなく、ゆるやかで前向きな関係性が中心。自分の“好き”をまっすぐに肯定できるこの物語は、推し活に悩んだことのあるすべての人にとっての小さなエールにもなる。

ハクメイとミコチの表紙

我々の知らない“小さな世界”での暮らしを、丁寧かつ繊細に描いた日常ファンタジー。1話完結形式で展開され、日々の小さな出来事が優しく綴られていく構成は、まるで時間がゆっくり流れていくような感覚を味わえる。
背景や小物、森の自然描写に至るまで緻密な作画は圧巻で、ビジュアルの豊かさと情報量の多さに見入ってしまう。
登場するキャラクターたちとのやり取りも微笑ましく、暮らしの工夫や共存といったテーマがじんわりと伝わってくる。
癒しとワクワクを両立させた、読後感のあたたかい作品。

魔力枯れのダークエルフの表紙

かつて最強だったダークエルフが、魔力を失ったことをきっかけに生き方を見つめ直していくファンタジー作品。ただ、いわゆるスローライフ的な作品というより、壮大な世界の中でゆっくりと時間を刻みながら、第一線を退いた人物が新たな生きがいを探していくような物語になっている。
何かを諦めた人、引退した人、手放した人、新しい環境でもがいている人、生きがいややりがいを見つけられずにいる人に読んでほしい作品。喪失から始まる話ではあるが、暗く沈み込むだけではなく、もう一度自分の人生を組み立てていく感覚があるので、かなり幅広い人におすすめしやすい。画力の高さはもちろん、コマ割りやテンポ感も素晴らしく、静かな話運びの中にしっかり漫画としての読みやすさと引力がある作品。

ドラゴンの胃でおやすみの表紙

ドラゴンの胃でおやすみ

漫画:西村隆 原作:大橋ユウ

ドラゴンに食べられるという強烈な導入ではあるものの、読み味としてはバトルや冒険の緊張感よりも、癒しや安らぎのほうが前に出ている作品。騎士団長という立場で激務に追われていたリンナが、思いがけずドラゴンの胃の中で肩の力を抜いて過ごせるようになっていく、その落差がこの作品の大きな魅力になっている。

そのため、アクション中心のファンタジーを期待すると少し印象は違うが、疲れた人がゆるやかな空気に浸りたいときにはかなり相性がいい。胃の中という奇妙な舞台設定も、ギャグに寄り切るのではなく、日々を立て直していくための居場所として機能しているのが面白い。大きな事件よりも、少しずつ心がほぐれていく感覚や、不思議な環境で営まれる穏やかな生活を楽しみたい人に向いている一作。

魔法が使えなくてもの表紙

明確な起承転結や強い事件性で読ませる群像劇ではなく、若者たちの生活の断片を連ねて、空気の流れで輪郭を立ち上げていく連作オムニバス。6人それぞれの「恋」「仕事」「自意識」「思い出」が、説明過多にならない距離で提示され、ゆるく接続しながら進んでいく。

物語としてのゴールを提示するよりも、「夢が叶う/叶わない」に回収されない時間の質感を描くことに重心がある。言いづらい本音、割り切れない感情、生活の手触りが、派手さのない温度で積み重なり、読み終えたあとに静かな余韻が残る。

そのため、ドラマの山場や分かりやすいカタルシスを求める読み方とは相性が分かれる。一方で、雰囲気や間、関係性の揺れを“ポートレートの連なり”として味わいたい読者には、強く残る一冊になりやすい。

シルバー・スクリーンの表紙

寂れたミニシアターを舞台にした、静かで温かなヒューマンドラマ。主人公の楓は寡黙で、最初から分かりやすく自分を開いていくタイプではないが、映画館で働く人々や、そこに集まるお客さん、そして映画そのものに触れることで、少しずつ人との距離感や自分の感情を見つめ直していく。
映画を題材にした作品ではあるが、映画の知識を楽しむだけの漫画というより、孤独や言葉にできない寂しさに寄り添うような作品になっている。強い刺激や派手な展開を求める人向けというより、静かに心を温めてくれるような漫画を読みたい人、誰かの居場所になるような物語を求めている人におすすめしたい作品。

創る庭の表紙

創る庭

みかん氏

同人創作活動×百合×ルームシェアという要素が掛け合わさった作品。物語としては、創作に対して苦い記憶を持つ主人公と、何かしらを創っている住人たちが同じ空間で暮らしていく形になっているが、作品全体のノリや空気感にはかなり百合作品特有の雰囲気があるため、百合作品に多く触れてきた人には特に薦めやすい。

アダルトなシーンは特になく、柔らかな雰囲気や、可愛らしくスタイルのいい女の子たちの関係性、その場に流れる百合の空気を楽しむタイプの作品。そのため、強いドラマや感情を大きく揺さぶる作品というより、女の子同士が同じ場所で暮らしながら生まれる空気感や、百合作品らしい温度を味わいたい人に向いている一作。

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