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同棲 / COMIC SELECTION

#同棲

登場人物が同じ家で暮らしている“同棲関係”を中心に描いた作品に付ける。恋人同士はもちろん、擬似恋愛・ルームシェア的な設定でも、同居することによって物語が展開する場合は対象。生活空間を共有することで起こる距離感や感情の変化が描かれていることが条件。

11作品

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まずは、この一冊から。

土砂のイチオシ

気になる表紙から、読んでみよう。

同棲の漫画一覧

リセット

全11作品

「壇蜜」の表紙

「壇蜜」

清野とおる

一見、真逆に見えるふたり――壇蜜と清野とおる。
だけど実際は、どちらも人目や常識を気にしないおおらかな性格で、
何気ない日常のなかに面白さや違和感を見つける鋭い感性の持ち主。
そんなふたりの出会いから結婚まで、そして夫婦としての日々を、
清野とおるの視点で“潜入取材”的に描いていく。
壇蜜宅の謎の現象や、浮間公園の思い出、マネージャーとのやり取りなど、
どこを切っても「このふたりならでは」の空気が滲み出てて尊い。
特に、壇蜜の方から告白したというエピソードは、多くの読者の心を掴むはず。
ただ面白いだけじゃなく、人を愛することの豊かさや、相性の不思議にも触れられる1冊。
「壇蜜って、こんな人だったんだ…」と、きっと印象が変わる。

若草同盟の表紙

若草同盟

新田章

同棲生活5年目のカップルを描いた、恋愛と生活の距離が近い人間ドラマ。恋愛のときめきだけで進む作品ではなく、一緒に暮らしているからこそ見えてしまう違いや、相手を大切に思っているのにすれ違ってしまう感覚まで丁寧に描いている。

二人は似たもの同士のようでいて、実際には価値観も考え方もかなり異なる。その違いが衝突の原因にもなれば、逆に相手を理解しようとするきっかけにもなっており、居心地の良さと難しさが同時に存在しているのが本作の魅力になっている。時に傷つき、励まし合いながら、それでも一緒に生きていこうとする姿には強い尊さがある。結婚を意識する二十代後半から三十代の男女や、恋愛を「関係性の積み重ね」として描いた作品を読みたい人に特に薦めやすい一作。

はなまる・エントロピーの表紙

恋愛の甘さだけじゃなく、「一緒にいることの息苦しさ」や「相手の地雷がどこにあるか分からない感じ」を、可愛らしい絵柄のまま丁寧に刺してくるタイプの恋愛×日常ヒューマンドラマ。

この作品の肝は、すれ違いが悪人探しにならないところ。千穂は気にしていないことを、ナツは“自分の価値”の問題として抱えてしまっていて、その歯痒さが静かに積み重なる。好きだから求めてしまう、求める自分が嫌になる、理想の恋人像と現実のギャップに疲れてしまう。そういう「関係を続ける難しさ」が、読んでる側の胸の近くまで来る。

そして何より、1話で空気がガラッと変わるタイプ。2話以降は言うと面白さが減る系だから、ここはマジで試し読みで1話だけ触ってほしい。ときめきもあるのに、ちゃんと現実の温度も残る作品。

ワンルームエンジェルの表紙

BLレーベルから刊行されてはいるものの、直接的な恋愛描写はほとんどなく、むしろ本質は“孤独な魂の再生”を描いたヒューマンドラマ。
幸紀と天使、心に深い傷を負った者同士が、静かに、でも確かに寄り添っていく。
そして物語の軸には、「なぜ天使は現れたのか?」「なぜ記憶を失っているのか?」という謎があり、終盤に向かってミステリーとしての重みを増していく構成になっている。
1巻完結とは思えないほどの濃密さと完成度。
読後には言葉が出ないほどの余韻が残る。
“癒し”でも“萌え”でもない、“魂の救済”がテーマの、静かに心を揺らす物語。

ふみちゃんの楽園の表紙

ふみちゃんの楽園

さとまるまみ

心情を言葉で説明するのではなく、情景で語るタイプのTL(ティーンズラブ)漫画。
田舎の風景、ご飯の匂い、肌と肌の温もり、すべてが静かに画面から伝わってくる。
説明台詞が少ないからこそ、読者は「ただそこに居る二人」を眺めているような気持ちになる。
グルメ漫画のようでもあり、ラブストーリーのようでもあり、どれでもない。「暮らす」「愛し合う」って、こういうことだよな…って思わされる、淡々としているのに心がじんわり温まる一冊。

楽園をめざしての表紙

楽園をめざして

ふみふみこ

家族を亡くした女性とその娘、そして彼女たちと暮らし始めた双極性障害の兄。
“当たり前の生活”を送ることすら難しい現実の中で、支え合いながら生きていく姿を丁寧に描いた物語。
作者自身も双極性障害の当事者であることから、病状の描写にはリアリティがあり、淡々とした日常の中に深い共感がにじむ。
誰かと一緒に生きていくことの難しさと優しさ、その両方に触れられる一作。

ソラニンの表紙

ソラニン

浅野いにお

夢を追うこと、現実と向き合うこと、そのどちらにも傷つく。
「何者でもない」ふたりの20代が、不器用ながらも人生と真っ直ぐ向き合い、少しずつ前へ進んでいく。
そんな彼らの姿を描いた、浅野いにおによる青春と再生の物語。

作中の劇中歌「ソラニン」は、実写映画化にあたってASIAN KUNG-FU GENERATIONが書き下ろし。
そのタイトルは、作者の当時の彼女が「ソルファ」を「ソラニン」と言い間違えたことから生まれたという逸話も残る。

今もなおASIAN KUNG-FU GENERATIONの代表曲の1つであり、曲として、漫画として、20年にわたって人々の心に刻まれる作品です。

チチチチの表紙

チチチチ

クール教信者

ほぼエロ漫画レベルの描写をぶっこみつつも、ちゃんとラブコメしてる作品。
爆乳美女とのルームシェアという夢のような展開の中で、笑えるノリとシリアスな感情がいいバランスで絡んでくる。
お色気満載でテンポも軽快、読んでてニヤニヤが止まらない。

ストレッチの表紙

全体にやわらかい空気が流れる、2人の日常を丁寧に描いたストレッチ百合未満物語。
医学的な知識をベースにしたストレッチ描写には実用性もあり、読むだけで身体が伸びるような感覚になる。
恋愛を前提としない距離感の近さが心地よく、友情と愛情の間で揺れる感情をふんわりと包み込んでくれるような一作。

マリッジランドリーの表紙

マリッジランドリー

タカハシノブユキ

カートゥーン調のコミカルなリアクションが目立つ一方で、単純なラブコメや甘々な恋愛漫画というより、主人公が自分の結婚観や人生観を見つめ直していくヒューマンドラマ寄りの作品。恋愛のときめきだけを描くというより、30歳で結婚願望がなく、周りに合わせるように生きてきた主人公が、恋愛や失恋を通して少しずつ自分の殻を破っていく過程が中心になっている。
そのため、恋愛漫画として読むこともできるが、どちらかというと「自分はこのままでいいのか」「周囲のライフステージに合わせなきゃいけないのか」といった疑問を抱えている人に刺さりやすい作品だと思う。結婚や恋愛をキラキラしたものとしてだけ描かず、自分の人生をどう捉えるかという話として読めるところが魅力。

人間仮免中の表紙

人間仮免中

卯月妙子

過去のトラウマや精神疾患、社会からの逸脱といった重いテーマを描きながらも、不思議と“あたたかい”。
絵柄は事故の影響でラフに描かれているが、だからこそ滲み出る感情がある。
ボビーさんの存在は決して理想化されておらず、喧嘩もしながら、ありのままを受け入れ合うふたりの姿に、読者は“愛ってこういうことかもしれない”と静かに揺さぶられる。
痛々しさとユーモアが同居する筆致で、「生きづらさ」のなかに確かにある“生”の感覚を伝えてくれる、唯一無二の作品。

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