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週刊少年サンデー / COMIC SELECTION

#週刊少年サンデー

軽快さや遊び心のある作風が根付きやすく、コメディやラブコメの強さが伝統的に語られやすい媒体。明るいテンポで読ませつつ、作品ごとにジャンルの幅も持てる。

5作品

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まずは、この一冊から。

土砂のイチオシ

気になる表紙から、読んでみよう。

週刊少年サンデーの漫画一覧

リセット

全5作品

パラショッパーズの表紙

作者は福地翼。能力バトルの面白さを「弱そうな能力をどう使うか」という一点に集約し、毎回の戦いを“発想と読み合い”で組み立てていくタイプの作品。『うえきの法則』を想起させる、使い道のなさそうな能力を駆使して戦う手触りがありつつ、パラショッパーズとは何なのか、アプリの目的や仕組みは何なのかといった謎が連続して提示され、読み進める推進力になっている。

銀の匙 Silver Spoonの表紙

命や食べ物のありがたみ、そして「生きることの責任」を真正面から描いた青春物語。
主人公・八軒は、農業に興味があったわけでもなく、ただ逃げるように進学した場所で、泥まみれになりながら少しずつ成長していく。
酪農のリアルな描写と、仲間との絆、馬術部での奮闘、そして進路に悩む姿がどこまでも人間らしい。
読んだあと、「いただきます」という言葉の意味を、自然と考えたくなる。
華やかさはないけれど、心にしっかりと残る、地に足のついた青春漫画。

廻天のアルバスの表紙

廻天のアルバス

原作:牧彰久 作画:箭坪幹

「魔王討伐RTA」という一風変わったコンセプトで展開される、超戦略型ループファンタジー。
勇者アルバスは過去を記憶したまま何度も魔王に挑み、時間短縮という異常な目的のもと仲間を選び、行動を最適化していく。
テンポの良さと先の読めない構成、何より「なぜ彼が速さに執着するのか?」という核心が物語に深みを与えている。
少年漫画らしい爽快さと、ループ構造が持つ緻密な戦略性が融合した良作。
「葬送のフリーレン」のような冒険譚が好きな人は、間違いなく刺さる。
「1巻はあえて“エピローグ”のような構成になっていて、物語の核心に触れる導入編として機能している。まずは1巻だけでも読んでみてほしい。

ふたりバスの表紙

ふたりバス

豊林サカネ

過疎化が進む地域のバス通学を舞台にした、かなり甘酸っぱいラブコメ作品。幼稚園と小学校では近い距離にいたのに、中学から別々の学校に通うようになったことで少し離れてしまったふたりが、バスの中でまた関係を取り戻していくような物語になっている。
中学生という、子供でも大人でもない時期のなんとも言えない距離感が魅力で、恋なのか、まだ恋ではないのか、自分たちでもよく分かっていないような関係性がかなりもどかしい。大きな事件が起きるというより、限られた時間と場所の中で交わされる会話や、ふたりだけの秘密のやり取りを楽しむ作品。『からかい上手の高木さん』のような、近い距離で少しずつ関係が変わっていくラブコメが好きな人にぜひ読んでほしい。

金色のガッシュ!!の表紙

「魔物のバトルロワイヤル」という構造でありながら、どこまでも温かく、平和を願う物語。
本作の魅力は、なんといってもガッシュと清麿の成長ドラマと、涙なしでは読めない数々の名バトル。
登場キャラは魔物も人間もそれぞれしっかりと背景が描かれ、敵にも味方にも感情移入できる構成になっている。
戦いの中で交わされる「心の強さ」が呪文の力に直結するという設定も、精神的な成長をダイレクトに表現していて秀逸。
ギャグとシリアスのバランスも絶妙で、子供から大人まで楽しめる平成を代表する名作。
2022年からは続編『金色のガッシュ!!2』もスタートし、今なお物語は進化し続けている。

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