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まずは、この一冊から。
土砂のイチオシ

一見すると裕福で恵まれた家庭の話に見えるが、その中にある見えない虐待や支配をじわじわ描いていく作品。大きな事件で一気に壊れていくというより、日常の会話や母親の機嫌、くるちゃん自身の思考の癖から、少しずつ不快感が積み上がっていくタイプの読み味になっている。
読者目線では、くるちゃんの母親がおかしいことはかなり分かりやすい。けれど、くるちゃん本人は自分の置かれている異常さに気づいていないし、気づいてはいけないと思っている。自分よりも恵まれていない人がいるのだから、自分は幸せなはずだと思い込まなければいけない。その構造がかなり苦しく、ただ暗いだけではなく、「幸せであることを強要される」という歪さが強く残る怪作。家庭内の違和感や、本人だけが自分の傷に気づけないタイプのしんどさを描いた作品が好きな人にはかなり刺さりやすい。

殺し屋と文鳥という組み合わせがまずかなり強い作品。文鳥は1羽で、その小さな存在がタケの生活に入り込んでくることで、血なまぐさい世界と日常の手触りが妙に混ざっていく。
ペット漫画としての細かさもありつつ、ただ癒やされるだけの話ではない。妻の失踪、殺し屋としての仕事、タケの過去がじわじわ絡んでくるため、読んでいる感触はかなり独特。新井英樹作品らしい人間の湿度と、変なユーモアと、ふとした不穏さが同時に残る作品。

この家族、何かがおかしい――。
一見すると「家族の悩みの種」である兄・フミヤが中心のヒューマンドラマに見えるが、物語が進むにつれて「え? そっちが?」と意外な人物が歪みの中心であることが示されていく。
兄の異様なビジュアルや言動、不気味な沈黙や無関心の中に、「見てはいけないもの」が確かに潜んでいる。 登場人物たちが口にしない“過去”や“傷”が、じわじわとにじみ出てくる構成は、とにかく不快で、とにかく気になる。
ジメッとした気持ち悪さ、読後に残る不穏な余韻。
「普通の家族」なんて、どこにも存在しないのかもしれない―― そんな気分にさせられる、不穏系家族サスペンス。
気になる表紙から、読んでみよう。
ジメジメの漫画一覧
全5作品

一見すると裕福で恵まれた家庭の話に見えるが、その中にある見えない虐待や支配をじわじわ描いていく作品。大きな事件で一気に壊れていくというより、日常の会話や母親の機嫌、くるちゃん自身の思考の癖から、少しずつ不快感が積み上がっていくタイプの読み味になっている。
読者目線では、くるちゃんの母親がおかしいことはかなり分かりやすい。けれど、くるちゃん本人は自分の置かれている異常さに気づいていないし、気づいてはいけないと思っている。自分よりも恵まれていない人がいるのだから、自分は幸せなはずだと思い込まなければいけない。その構造がかなり苦しく、ただ暗いだけではなく、「幸せであることを強要される」という歪さが強く残る怪作。家庭内の違和感や、本人だけが自分の傷に気づけないタイプのしんどさを描いた作品が好きな人にはかなり刺さりやすい。

殺し屋と文鳥という組み合わせがまずかなり強い作品。文鳥は1羽で、その小さな存在がタケの生活に入り込んでくることで、血なまぐさい世界と日常の手触りが妙に混ざっていく。
ペット漫画としての細かさもありつつ、ただ癒やされるだけの話ではない。妻の失踪、殺し屋としての仕事、タケの過去がじわじわ絡んでくるため、読んでいる感触はかなり独特。新井英樹作品らしい人間の湿度と、変なユーモアと、ふとした不穏さが同時に残る作品。

この家族、何かがおかしい――。
一見すると「家族の悩みの種」である兄・フミヤが中心のヒューマンドラマに見えるが、物語が進むにつれて「え? そっちが?」と意外な人物が歪みの中心であることが示されていく。
兄の異様なビジュアルや言動、不気味な沈黙や無関心の中に、「見てはいけないもの」が確かに潜んでいる。 登場人物たちが口にしない“過去”や“傷”が、じわじわとにじみ出てくる構成は、とにかく不快で、とにかく気になる。
ジメッとした気持ち悪さ、読後に残る不穏な余韻。
「普通の家族」なんて、どこにも存在しないのかもしれない―― そんな気分にさせられる、不穏系家族サスペンス。

少年誌で連載しているとは思えないほど、いじめ描写が過酷で、毒親要素や自傷行為などの要素も含まれる暗い作品。過激な描写が苦手な人は注意が必要。
表紙の印象に反して、物語の軸はミステリー寄りで、よつはがなぜ現れたのか、宇一の周囲で何が起きていたのかを追う構造になっている。語りすぎると面白さに直結するタイプなので、内容の核心に触れない範囲でも「不穏さ」と「緊張感」が強く続く。
その重さの中で、いじめや家庭環境で凍ってしまった宇一の心が、よつはの愛情と行動によって少しずつ溶けていき、救われていく過程が大きな見どころになる。キツい描写に耐えた先で、関係性の尊さが刺さる作品。

初めに、この作品には希死念慮、性暴力、虐待、いじめ、リベンジポルノなどの描写があり、読む人によってはそのトラウマを思い出させる要因になる可能性があるため注意してください。
『ライチ☆光クラブ』や『帝一の國』を代表作に持つ古屋兎丸先生の全編フルカラー漫画。
家庭環境にそれぞれ問題を抱えた同級生の男女が、それぞれ惹かれ合いお互いの心を通わせていく中で、かつての文豪たちがそうしたように二人で心中をしていくことを企てていく物語。
この物語の根幹は生と死、そして性というものを描いており。性に対してそれぞれ歪んだ経験を持つ二人が人を愛するということは何なのか?性とはなんなのか?を互いに導いていくストーリー。かなり過激な描写が描かれているので読む際は注意が必要。
紙の場合はハードカバーで2970円だが電子は990円なので内容だけを把握したい場合は電子がお得だが所有欲を満たしたい場合は紙で買うのもオススメ。