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死生観 / COMIC SELECTION

#死生観

死の受け止め方や命の価値の捉え方が、人物や物語の中心にある作品につけるタグ。

3作品

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まずは、この一冊から。

土砂のイチオシ

気になる表紙から、読んでみよう。

死生観の漫画一覧

リセット

全3作品

首をまつるの表紙

首をまつる

雨瀬シオリ

生首をテーマにしているが、ホラーやミステリーとして読む作品ではなく、生首を中心に立ち上がる人間の感情や価値観の違いを見ていく作品。題材だけを見るとかなり強烈だが、読後に残るのは恐怖というより、死をどう受け止めるか、美しさや尊さをどこに見出すのかという問いのほうに近い。

5つの短編は舞台も時代も異なるため、それぞれの物語ごとに死の意味が変わって見えるのも特徴になっている。文化が変われば命の扱われ方も変わり、同じ“首”という題材でも、そこに宿る感情の質感はまったく違ってくる。その変化を通して、人が死に惹かれてしまう理由を静かに考えさせる作品になっている。読む人をかなり選ぶ題材ではあるが、センセーショナルでありながらも、美しく儚い余韻を残す一冊として強く心に残りやすい。

兎が二匹の表紙

兎が二匹

山うた

不老不死という宿命を背負った少女と、その彼女を愛する少年の“想いのすれ違い”が胸を締めつける恋愛漫画。
人を愛せば失う。それでも愛することを選ぶか。
永遠を生きる者と、限りある命を持つ者の間で交わされる対話のひとつひとつが、とにかく切ない。
1話目で完結していてもおかしくない完成度の高さを持ちながら、静かに続いていく二人の物語。
淡々とした描写のなかに、深い哀しみとやさしさが潜む。
読み終えたあと、ぽっかりと心に穴が空いたような読後感を残す作品。

まなざし珠子の自由研究の表紙

自由研究の発表と独白から過去回想に迫っていく、独白形式のミステリー作品。亡くなった高校教師が残した「生き返り」に関する研究をきっかけに、先生自身の過去や、生まれ故郷に隠された謎へと踏み込んでいく構成になっている。
1巻の段階ではかなり謎が多く、分かりやすく答えが出るタイプではないが、そのぶん「先生は何を知っていたのか」「この研究はどこに繋がっているのか」という引っ張りが強い。雰囲気としては不穏さもあるが、怖がらせることを前面に出したホラーというより、かなり本格的なミステリーとして続きが気になる作品。序盤から情報の出し方にクセがあり、読者に考えさせながら進んでいくタイプの漫画だと思う。

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