
アビスマル
スタイリッシュさと可愛さを前面に出しつつ、アクションは鋭く格好いい、ダークファンタジー寄りのガールミーツガール。主人公が何者なのか分からない状態から、作り込まれた「悪夢と童話」の世界を初見で探索していく感覚が強く、読み進めるほど没入感が増していく。装丁・表紙デザインの完成度も高く、紙で揃えたくなるタイプの一冊。
可愛いだけではなく、ダークさをしっかり備えた作品を読みたい人に向く。
青騎士 / COMIC SELECTION
KADOKAWA発行の隔月刊コミック誌で、編集部横断で作家と作品を集めて「雑誌の型に寄せすぎない」編成をしているのが色。アクション、ラブコメ、歴史、4コマなどジャンルを一冊に混在させて、作家性や新しい読み味の作品と出会わせる方向に寄りやすい。
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スタイリッシュさと可愛さを前面に出しつつ、アクションは鋭く格好いい、ダークファンタジー寄りのガールミーツガール。主人公が何者なのか分からない状態から、作り込まれた「悪夢と童話」の世界を初見で探索していく感覚が強く、読み進めるほど没入感が増していく。装丁・表紙デザインの完成度も高く、紙で揃えたくなるタイプの一冊。
可愛いだけではなく、ダークさをしっかり備えた作品を読みたい人に向く。

黒い霧に閉ざされた京都と、外界で繁栄する爬虫類人類という設定がかなりワクワクするSF作品。車椅子の少女・るてんとメイドのカナというキャラクターの組み合わせも強く、まずキャラデザがとにかく良くて可愛い。そこに、閉ざされた京都、外の世界との時間のズレ、爬虫類人類の存在など、1巻の時点から気になる要素が次々に出てくる。
まだ1巻の段階では謎が多く、黒い霧の正体や京都が封印された理由、るてんたちがなぜ追われているのかなど、分からない部分も多い。ただ、その分だけSFとしての引っ張りがかなり強く、世界観のスケールがどんどん広がっていきそうな面白さがある。可愛いキャラクターと、閉ざされた世界をめぐる大きな謎の両方を楽しみたい人におすすめしたい作品。

悪役令嬢ものに分類できる作品だが、ロザリアはかなり正真正銘の悪役令嬢。倫理観がかなり欠如していて、人の命を奪うことにもほとんど躊躇がない。
主人公も敵も、誰もまともに良いやつではない。その思い切りの良さが逆にスカッとする作品になっている。殺害現場を見れば時を戻せるという最強クラスのギミックを持ちながら、ロザリア本人は詰めが甘く、追い詰められると力技で突破しようとする。そのぶっ飛び方がたまらない、かなり物騒な悪役令嬢ファンタジー。
全5作品

スタイリッシュさと可愛さを前面に出しつつ、アクションは鋭く格好いい、ダークファンタジー寄りのガールミーツガール。主人公が何者なのか分からない状態から、作り込まれた「悪夢と童話」の世界を初見で探索していく感覚が強く、読み進めるほど没入感が増していく。装丁・表紙デザインの完成度も高く、紙で揃えたくなるタイプの一冊。
可愛いだけではなく、ダークさをしっかり備えた作品を読みたい人に向く。

黒い霧に閉ざされた京都と、外界で繁栄する爬虫類人類という設定がかなりワクワクするSF作品。車椅子の少女・るてんとメイドのカナというキャラクターの組み合わせも強く、まずキャラデザがとにかく良くて可愛い。そこに、閉ざされた京都、外の世界との時間のズレ、爬虫類人類の存在など、1巻の時点から気になる要素が次々に出てくる。
まだ1巻の段階では謎が多く、黒い霧の正体や京都が封印された理由、るてんたちがなぜ追われているのかなど、分からない部分も多い。ただ、その分だけSFとしての引っ張りがかなり強く、世界観のスケールがどんどん広がっていきそうな面白さがある。可愛いキャラクターと、閉ざされた世界をめぐる大きな謎の両方を楽しみたい人におすすめしたい作品。

悪役令嬢ものに分類できる作品だが、ロザリアはかなり正真正銘の悪役令嬢。倫理観がかなり欠如していて、人の命を奪うことにもほとんど躊躇がない。
主人公も敵も、誰もまともに良いやつではない。その思い切りの良さが逆にスカッとする作品になっている。殺害現場を見れば時を戻せるという最強クラスのギミックを持ちながら、ロザリア本人は詰めが甘く、追い詰められると力技で突破しようとする。そのぶっ飛び方がたまらない、かなり物騒な悪役令嬢ファンタジー。

世界を滅ぼした天使・ほろぶちゃんとタカシが、その後の世界で二人で生きていく終末世界もの。ただ、作品の雰囲気を言葉で説明するのが、かなり難しい作品でもある。
天使という存在そのものに謎があり、どことなく不穏な空気が漂っている一方で、ほろぶちゃんはそれを感じさせないほど明るいキャラクターとして描かれている。その明るさの中に、違和感や不穏さを薄く混ぜ込んでいくところが特徴的。
明るいキャラクターと、不穏な世界の見せ方。その混ぜ方に、漫画表現の巧さが光る作品。

不思議さや少しの切なさを含みつつ、どこか温かみも感じられる短編集。奇抜な設定だけで押していくというより、現実の少し隣にずれたような感覚の中で、人の感情や距離感を丁寧に描いているのが印象に残る。
収録されている題材はかなり幅広いが、どの作品にも共通して、少し変わっていて、それでいて読後にやわらかい余韻が残る空気がある。そのため、短編ごとに違う味わいを楽しみながらも、一冊を通して作者の世界観に浸りやすい。不思議な設定の作品や、ほんのり切なさを含んだ温度感のある話が好きな人には特に相性が良い。サブカルに振り切るわけではないが、ポップさと個性を兼ね備えた、ヴィレッジヴァンガードに並んでいても自然に手に取りたくなるような雰囲気を持った作品。