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鬼 / COMIC SELECTION

#鬼

物語の設定として「鬼」が明確に登場し、世界観やストーリーの進行に関わっている作品につける。日本の伝承的な鬼(角・怪力・妖怪的存在)だけでなく、種族としての鬼、鬼の一族や社会、鬼退治/共存など「鬼の存在が物語の前提」になっているケースも含む。単発の比喩表現(性格が鬼みたい、など)ではなく、キャラや事件の背景として鬼が機能しているときに使う。

4作品

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まずは、この一冊から。

土砂のイチオシ

気になる表紙から、読んでみよう。

鬼の漫画一覧

リセット

全4作品

約束のネバーランドの表紙

約束のネバーランド

原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか

『約束のネバーランド』は、ジャンプの王道から外れた異色のダークファンタジー。
12歳以下の子どもが命を落とす描写もあり、題材はショッキング。けれど、あくまでグロさは抑えめで、物語の軸は“サスペンス”と“心理戦”。
エマの希望、ノーマンの論理、レイの冷静さ――それぞれが役割を持ち、出口の見えない状況を知恵で突破しようとする姿に、読者は自然と彼らを応援したくなる。
「自由とはなにか」「家族とは?」という根源的な問いも描かれつつ、物語は進むごとにスケールを増し、孤児院の外へ、世界の真実へと広がっていく。
どれだけ絶望が積み重なっても、決してあきらめずに“前を向く”子どもたちの姿に、読後にはしっかりと光が残る。
怖いのに、やめられない。そんな緊張感と希望が共存する作品。

鬼滅の刃の表紙

鬼滅の刃

吾峠呼世晴

もはや説明不要の国民的ヒット作。
和の世界観をベースにしたアクションとドラマが融合し、「家族を想う心」と「命の尊さ」が軸に描かれる本作。
鬼とのバトルはもちろん魅力だけど、敵である鬼にも“かつて人だった”という背景が丁寧に描かれていて、読者の心を揺さぶる“優しさ”が物語の芯にある。
炭治郎のまっすぐで人を思いやる姿勢に心を打たれ、彼を支える仲間たちも皆それぞれに抱えた過去や弱さがある。
“柱”と呼ばれる剣士たちのキャラもとにかく濃くて、推しができること間違いなし。
ダークな世界観と爽やかな希望、静かな余韻が同居する、まさに少年漫画の新しい地平を切り拓いた作品。
アニメもとんでもなくクオリティが高いので、未視聴なら絶対チェックしてほしい。

鬼さん、どちらの表紙

鬼というフィクションの存在を借りて、“逆差別”や“感動ポルノ”といった現代社会の繊細な問題に切り込む意欲作。
「鬼だからすごい」「鬼なのに立派」といった“過剰な称賛”が生む違和感や、無意識に誰かを枠にはめてしまう視線を、静かに、でも鋭く描き出している。
チェロの天才少女のエピソードなど、現実に重なる瞬間も多く、読む側に問いを投げかけてくるような読後感。
シリアスだけど、どこか淡々としていて、過度に煽らない語り口も魅力のひとつ。

阿部洋一短編集オニクジョの表紙

隣人ラブコメっぽい空気で始まったと思ったら、次の瞬間には怪異と追跡劇に振り切れていく、夢の中みたいなテンポの短編集。距離感が近すぎる女子高生・ふきの“妙な軽さ”が、そのまま異形への入口になっていて、日常と怪異の混ざり方がずっと変。

表題作「オニクジョ」が単行本の大半を占めていて、とにかく奇想天外。展開も発想もぶっ飛んでるのに、一本筋の通った変さがあって、この作者にしか出せない味になってる。独特な絵柄なので好みは分かれるけど、ハマると「何これ…」のまま気持ちよく連れていかれるタイプ。不思議な夢を見ているような読後感が残る一冊。

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