
つくもごみ
不思議な読後感と世界観が魅力の漫画家・panpanyaによる、デビュー10周年企画の作品も収録した短編集。初期作品のセルフリメイクである「カニに誘われて2」などが収められている。
今回も、誰も疑問に思っていなかったのに、言われてみれば確かに気になってしまうような題材が並んでいる。パイナップルも、歩道橋も、ガソリンスタンドも、panpanyaにかかればすべてが異世界への入口になる。その独特なものの見方と、不思議な世界観を楽しむ一冊。
楽園 / COMIC SELECTION
恋愛をテーマに掲げつつ、作家性と嗜好の幅がかなり広いコミックアンソロジー。恋愛の濃度が高い話もあれば、ファンタジーやSFなど“別ベクトルの刺さり方”をする作品も入りやすく、美意識と余韻のある読み味が出やすい。 白泉社+2COMITIA+2
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不思議な読後感と世界観が魅力の漫画家・panpanyaによる、デビュー10周年企画の作品も収録した短編集。初期作品のセルフリメイクである「カニに誘われて2」などが収められている。
今回も、誰も疑問に思っていなかったのに、言われてみれば確かに気になってしまうような題材が並んでいる。パイナップルも、歩道橋も、ガソリンスタンドも、panpanyaにかかればすべてが異世界への入口になる。その独特なものの見方と、不思議な世界観を楽しむ一冊。

どこかで見た気がする、でも決してどこにもない景色。
panpanyaの描く世界は、現実のすぐ隣にある“奇妙な日常”と、どこか懐かしい空気で満ちている。
本作では実際のフィリピン旅行を題材にした漫画が主軸となっており、panpanya短編集の中では異色の構成。
いつものシュールで幻想的な世界観に、“現実”の足跡が重なることで、不思議な読後感をもたらしてくれる。
また、作品の合間に挟まれるゆるいトーンの日記が、独特の緩急と味わいを加える。
装丁にも定評があり、紙質やカバーの仕掛けを含めて“モノとしての漫画”を味わえる一冊。
電子より紙で手に取ることで、より深くpanpanyaワールドに浸れるはず。

探偵事務所を舞台に繰り広げられる恋愛×ミステリー×コメディの三重奏。
キャラクターの魅力が爆発していて、絵の完成度も非常に高く、カラーページはまるで画集のような美しさ。
オシャレなファッションやバディとしての立ち回りも見どころで、テンポよく進む展開に加えて、キャラ同士の掛け合いがとにかく楽しい。
とにかく“表紙が刺さったら即買い推奨”のセンス光る作品!
全5作品

不思議な読後感と世界観が魅力の漫画家・panpanyaによる、デビュー10周年企画の作品も収録した短編集。初期作品のセルフリメイクである「カニに誘われて2」などが収められている。
今回も、誰も疑問に思っていなかったのに、言われてみれば確かに気になってしまうような題材が並んでいる。パイナップルも、歩道橋も、ガソリンスタンドも、panpanyaにかかればすべてが異世界への入口になる。その独特なものの見方と、不思議な世界観を楽しむ一冊。

どこかで見た気がする、でも決してどこにもない景色。
panpanyaの描く世界は、現実のすぐ隣にある“奇妙な日常”と、どこか懐かしい空気で満ちている。
本作では実際のフィリピン旅行を題材にした漫画が主軸となっており、panpanya短編集の中では異色の構成。
いつものシュールで幻想的な世界観に、“現実”の足跡が重なることで、不思議な読後感をもたらしてくれる。
また、作品の合間に挟まれるゆるいトーンの日記が、独特の緩急と味わいを加える。
装丁にも定評があり、紙質やカバーの仕掛けを含めて“モノとしての漫画”を味わえる一冊。
電子より紙で手に取ることで、より深くpanpanyaワールドに浸れるはず。

panpanyaの漫画は、日常の中にある小さな違和感をきっかけに、
そこからどこまでも思考を掘り下げていって、
気づけばファンタジーの入り口に立っているような構造が魅力。
たとえば、電信柱に片方だけかかった靴下。
普通なら気にも留めないようなことを起点に、
「どうして?」「どこから来た?」と考え続けていくうちに、
現実と非現実の境目が曖昧になっていくような感覚になる。
ストーリーははっきり展開するわけじゃないけど、
読んでいるうちにじわじわと引き込まれて、
最後には、何とも言えない余韻とイメージだけが残る。
描かれているのは非日常だけど、
どこか懐かしくて、現実の隙間に入り込んでくるような読後感。
『枕魚』は、そんなpanpanyaらしさが詰まった短編集です。

panpanyaの作品は、内容に明確なストーリーや展開があるというよりも、
見過ごされがちなものにだけ強いピントを当てて、そのまま最後まで掘り下げていく感覚がある。
それは物語というよりも、一つの思考の流れであり、世界の“違和感”を凝視し続けるような読み味になっている。
『動物たち』では、その“観察の対象”として「動くもの=動物」がテーマに据えられており、
生き物も無機物も、その場にいて、何かしらの動きを持ち、存在感を放っている。
そうした描き方が、panpanyaの描く世界にじんわりとしたリアリティと異質さを与えている。
また、本作は装丁の美しさも大きな魅力のひとつ。
紙の質感やサイズ感、手に取ったときの重みまで含めて設計されていて、
“本”という物体そのものを所有したくなるような満足感がある。
土砂自身も、電子と紙の両方で購入しているくらい、手元に置いておきたくなる一冊。

探偵事務所を舞台に繰り広げられる恋愛×ミステリー×コメディの三重奏。
キャラクターの魅力が爆発していて、絵の完成度も非常に高く、カラーページはまるで画集のような美しさ。
オシャレなファッションやバディとしての立ち回りも見どころで、テンポよく進む展開に加えて、キャラ同士の掛け合いがとにかく楽しい。
とにかく“表紙が刺さったら即買い推奨”のセンス光る作品!