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ボーイミーツガール / COMIC SELECTION

#ボーイミーツガール

少年と少女が出会うことで物語が動き出す構造を持つ作品に使用するタグ。恋愛に発展する場合が多いが、出会いによって相互成長や冒険が始まる“物語の起点”としての出会いに焦点を当てる。

13作品

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まずは、この一冊から。

土砂のイチオシ

気になる表紙から、読んでみよう。

ボーイミーツガールの漫画一覧

リセット

全13作品

月曜日の友達の表紙

月曜日の友達

阿部共実

ボーイ・ミーツ・ガールを、詩の呼吸で描いた小さな青春譚。
月曜の夜という“憂うつの象徴”を、ふたりにとっての光へと反転させる構図が鮮やか。阿部共実らしい鋭さはありつつ、全2巻に暗い描写はほぼなく、小説的な言葉選びとセカイ系の気配が、初恋と友情の揺れを軽やかに運ぶ。
大人になりたくない気持ちと、大人になっていく現実。その間に生まれる微かな痛みと、確かなやさしさ。短い巻数できれいに着地する、読後に余白の残る作品。

滅亡天使ほろぶちゃんの表紙

滅亡天使ほろぶちゃん

原作:たむらゲン/漫画:水田マル

世界を滅ぼした天使・ほろぶちゃんとタカシが、その後の世界で二人で生きていく終末世界もの。ただ、作品の雰囲気を言葉で説明するのが、かなり難しい作品でもある。

天使という存在そのものに謎があり、どことなく不穏な空気が漂っている一方で、ほろぶちゃんはそれを感じさせないほど明るいキャラクターとして描かれている。その明るさの中に、違和感や不穏さを薄く混ぜ込んでいくところが特徴的。

明るいキャラクターと、不穏な世界の見せ方。その混ぜ方に、漫画表現の巧さが光る作品。

青春爆走!の表紙

青春爆走!

研そうげん

青春に身を焦がす少年少女の物語。盗撮が趣味でどうしようもない高校生活を送る主人公・日暮まるお。
青春コンプレックスをこじらせている彼が、密かに思いを寄せているクラスメイト多部さんの言葉に導かれ、咄嗟に「ヤリサーを作りたい」と答えてしまったことから、仲間を集める青春劇が始まる。

うみべの女の子の表紙

うみべの女の子

浅野いにお

「恋愛漫画」と呼ぶにはあまりに不器用で、「エロ漫画」と切り捨てるにはあまりに切ない。
青春のなかでも特に「誰にも言えないあの時期」の、ほの暗くて、妙にリアルな感情を描いた物語。
登場人物たちは決して真っ直ぐじゃない。嫉妬したり、嘘をついたり、自分を守るために誰かを傷つけたりする。
でも、だからこそ、ページをめくる手が止まらない。
いつか忘れてしまうかもしれない“あの頃の一瞬”を、確かに心に刻んでくる作品です。

天国ゴトウユキコ短編集の表紙

思春期の少年少女たちの“性の目覚め”を静かに、じっとりと描き出す作品。 特に性に対する無邪気な好奇心や、人との距離感の揺らぎがリアルで、 どこか背徳的でありながらも、妙に懐かしさを感じさせてくれる。
一方で「迷子犬とわたしたち」では、異性という意識すらなかった頃の 純粋な友情が描かれており、そのギャップに心を揺さぶられる。
読後にやさしい余韻が残る、非常に完成度の高い短編集。

少年ジャンプ+読み切り集『生』の表紙

少年ジャンプ+読み切り集『生』

遠田おと,モリエサトシ,澄ヒビト,吉野マト,棉きのし

『情』と同様に、「読むと心が動く」方向に振り切った読み切りが揃っている巻。ただし『生』は、感動というよりも、もっと生活に密着した痛みや現実の輪郭を残してくる話が多い。身体の不調、性と役割のズレ、夢が折れる瞬間、誰かに“できない”と判定される苦しさ。そういうものが、説教ではなく出来事と感情の流れで積み重なっていく。

5本が同じ結論に向かうわけではないのに、読み終わると「生きてるだけで発生する摩擦」が共通項として残る。そのまとまり方が、この巻の強さだと思う。ページ数も328ページで読み切り集としてはかなり厚いので、短時間で満足度を取りに行ける一冊でもある。

注意点として、題材の重さに幅がある(いじめ系の痛さを含む)ので、今のメンタルによっては刺さりすぎる可能性がある。あと「にくをはぐ」は、遠田おとの短編集「にくをはぐ」と収録内容が同じ短編なので、重複購入はマジで注意。

僕たちの心中の表紙

僕たちの心中

古屋兎丸

初めに、この作品には希死念慮、性暴力、虐待、いじめ、リベンジポルノなどの描写があり、読む人によってはそのトラウマを思い出させる要因になる可能性があるため注意してください。

『ライチ☆光クラブ』や『帝一の國』を代表作に持つ古屋兎丸先生の全編フルカラー漫画。
家庭環境にそれぞれ問題を抱えた同級生の男女が、それぞれ惹かれ合いお互いの心を通わせていく中で、かつての文豪たちがそうしたように二人で心中をしていくことを企てていく物語。

この物語の根幹は生と死、そして性というものを描いており。性に対してそれぞれ歪んだ経験を持つ二人が人を愛するということは何なのか?性とはなんなのか?を互いに導いていくストーリー。かなり過激な描写が描かれているので読む際は注意が必要。

紙の場合はハードカバーで2970円だが電子は990円なので内容だけを把握したい場合は電子がお得だが所有欲を満たしたい場合は紙で買うのもオススメ。

少年ジャンプ+読み切り集『情』の表紙

少年ジャンプ+読み切り集『情』

読谷あかね/四ツ谷壇,黒川明,藤野ハルマ,平野稜二,三木有

5本とも読み味はかなり違うのに、「情」というテーマでちゃんと同じ場所に着地してくるのが強い。大きく泣かせにくる話だけじゃなく、言えなかった言葉や、踏み込めない距離、取り返しのつかなさみたいなものが、作品ごとに別の形で刺さってくる。

短編集というより、ジャンプ+の10年を代表する“胸を打つ読み切り”を、感情の方向性ごとに詰めた一冊という感覚に近い。ページ数も300ページ超えでボリュームがあるのに価格は据え置きなので、「ちゃんと心を動かされたい」「単純にお得に漫画を読みたい」どっちにも刺さるタイプ。

野球・文明・エイリアンの表紙

野球・文明・エイリアン

原作:へじていと 漫画:山岸菜

読み味としては、かなり野球版Dr.STONEに近い作品。とはいえ、試合の駆け引きや野球知識そのものを前面に押し出すというより、異星でどうやって道具を作るか、どう文明を進めるか、どう環境を整えるかといったサバイバルと発展の面白さが軸になっている。そのため、野球に詳しい人はもちろん楽しめるが、野球にそこまで詳しくない人でも十分入りやすい。

特に面白いのは、野球をやりたいという気持ちが文明発展の原動力になっているところで、最初は木の実でキャッチボールしていたような状況から、少しずつゴムやグローブのような道具が形になっていく流れに独特の高揚感がある。設定だけ見ると変化球の強い作品だが、実際に読むと想像以上に筋が通っていて、ちゃんと面白い。さらに、にいなさんと高次の関係が物語の芯にあるため、ラブコメとしての読みやすさもある。好きなものを夢中で語るにいなさんの魅力も強く、野球漫画というより、好きなものへの熱量が世界を動かしていく作品としてかなり印象に残る一作。

さむわんへるつの表紙

さむわんへるつ

ヤマノエイ

いい意味でジャンプっぽくなくて、ちょっとサンデーっぽい手触りの、ゆるいラブコメディ。

題材が「深夜ラジオのハガキ投稿(大喜利)」ってかなりニッチで、くらげのボケが“元ネタ知ってる前提”で飛んでくることもある。だから刺さる人にはとことん刺さるし、わからない人は置いてかれる瞬間もあると思う。でも、その「2人だけの共通言語がある感じ」がちゃんと甘さとして効いてくるのが良い。

大事件で引っ張るタイプじゃなく、リスナー仲間としての空気が、少しずつ男女としての進展に変わっていく。その“夜のテンポ”が心地いい作品。1巻発売に合わせてオールナイトニッポンとのコラボも発表されてて、今まさに勢いある1冊って感じ。

子供はわかってあげないの表紙

空気感がとても柔らかい作品。2人の会話のやり取りがコミカルで、とても心地いい。
高校生という、子どもでも大人でもない中途半端な2人が、どんどんと大人として成長していく様子はキラキラしていて、とても眩しい。
物語の合間に散りばめられた小ボケも心地よく、この2人を見守る周りの大人たちもとても温かい。愛にあふれた、素敵な作品だと思います。

少年ジャンプ+読み切り集『恋』の表紙

少年ジャンプ+読み切り集『恋』

タイザン5,朝賀庵,矢薙/増渕,ウナム,ナジ,大豆田

『恋』は、恋愛をテーマにしてるけど、ラブコメの軽さで押す巻ではない。毒親やいじめ、孤独や依存みたいな重い題材を含みつつも、この巻で描かれる「恋」は、どの作品でも最終的に救いとして機能している。状況がしんどいほど、誰かを想う気持ちが空気を変えていく。その変化の仕方が5本それぞれ違うから、読み切り集としての振れ幅もある。

読後に残るのは、恋の甘さというより、恋が人を現実に繋ぎ止めたり、息をしやすくしたりする感覚に近い。重い題材が入っていること自体は注意点だけど、読んで暗く沈む方向ではなく、「救われるための恋」をまとめて浴びたい時に強い一冊だと思う。

あそびあいの表紙

山下くんと小谷さんは、恋愛というルールブックをそれぞれ別の言語で読んでいる。
「好きなら独占したい」山下くんと、「好きと気持ちいいは別」な小谷さん。
彼女は決して悪意で人を裏切るわけじゃない。ただ、自分の心と身体に正直でいるだけ。
そんな彼女に苦しめられながらも、離れられない山下くん。 その関係性は一見“地獄”だけど、読んでいくうちに「こういう人もいる」「こういう恋もある」と、心の奥をそっと掻き乱してくる。
正しさでは切り取れない、価値観のズレと執着、無理解と渇望。
それらを赤裸々に描きながら、“恋ってなに?”という問いを突きつけてくる作品。

顔面土砂崩れ 脳内アーカイブ

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